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Abstract

多数の２種類のペレットＡ及びＢを含み、それぞれメトプロロール又は薬学的に許容されるそれらの塩を活性医薬成分として含む、多粒子医薬組成物であって、ペレットＡが、ｐＨ６．８の試験媒体において４時間後に２０％未満の放出割合を有するＵＳＰによる活性医薬成分の放出プロフィールを得るのに十分な量で、２０〜４０質量％のエチルアクリレート、６０〜８０質量％のメチルメタクリレート及び０質量％又は５質量％未満のメタクリル酸又はアクリル酸から重合された１つ以上の（メタ）アクリレートコポリマーからなる少なくとも３０質量％のポリマー化合物を含むコーティング層で被覆され、ペレットＢが、コーティング層で被覆されない又は被覆され、ｐＨ６．８の試験媒体において４時間後に４０％を上回る活性医薬成分放出割合を有するＵＳＰによる活性医薬成分放出プロフィールを示し、４０％（ｖ／ｖ）エタノールが添加されたＵＳＰによるｐＨ１．２の試験媒体へのペレットＡのメトプロロール放出割合が、１５分後に１５％以下であり、３０分後に１５％を上回り４０％までであり、４０％（ｖ／ｖ）エタノールが添加されたＵＳＰによるｐＨ１．２の試験媒体へのペレットＢのメトプロロール放出割合が、１５分後に１５％を上回り、３０分後に４０％を上回り、ペレットＡ及びＢが、ｐＨ６．８の試験媒体において以下の放出割合：１時間後に２５％以下、４時間後に２０〜４０％、８時間後に４０〜６０％、２０時間後に８０％以上を有するＵＳＰによる多粒子医薬組成物の組み合わされた活性医薬成分の放出プロフィールが得られる関係で多粒子医薬組成物中に存在する、前記多粒子医薬組成物が提供される。

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